マジカルハロウィン4
現役稼働機種ランク | 現在稼働しておりません |
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歴代機種ランク | 178位 |
機種評価 | 64点 |
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勝ちやすさ | 25点 |
難易度 | 上級者向け |
導入日 | 2013年11月18日 |
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メーカー | KPE |
仕様 | ART |
基本情報
ART純増 | 2.0枚 |
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メダル50枚あたりの回転数 | 30G |
ゲーム数天井 | 777G |
天井恩恵 | 疑似ボーナス確定 |
大当り確率・機械割
設定 | 疑似ボーナス合成 | ART初当り | 出玉率 |
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1 | 1/249 | 1/499 | 97.4% |
2 | 1/241 | 1/490 | 98.6% |
3 | 1/242 | 1/489 | 100.5% |
4 | 1/234 | 1/423 | 104.2% |
5 | 1/237 | 1/409 | 108.1% |
6 | 1/219 | 1/335 | 113.2% |
高純増AT全盛に産み落とされた悲劇のマジカルハロウィン4作目です。
再販パンフが流出し、「稼働トップクラス!累計粗利 No.1!」
のキャッチコピーがユーザー間で大顰蹙を買い・・・
ここまで築き上げてきたマジハロブランドを一気に失墜させました。
それもそのはず・・・伝統の純A+ARTを捨て去り、
マジハロ4は時代に則した形で、いや時代が許さなかったとでも言うべきか、
“擬似ボART”としてリリースされてしまったのでした。
[ゲーム性]
いわゆる番長2派生の擬似ボARTの系譜です。
ただ擬似ボは 強レア役による直当選 > ゲーム数解除 というウェイトになっています。
ARTはシリーズおなじみの”カボチャンス”ではなく、
“マジカルRUSH”という如何にもオリジナリティのかけらのないARTへと変化。
“カボチャンス”自体はマジカルRUSH内のセットループ優遇の上位ARTという扱いに。
ARTへのルートは複数あるのですが・・・これまた非難の的に。
チャンスゾーンのチャンスゾーンが爆誕してしまいましたw
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・CZのCZ、”魔法陣ステージ”はなんかレア役引くか、ベルとかの小役4連引いてね!
・CZの”どっか〜んチャレンジ”、おっよく来たな、頑張ってカボ揃えてね!
擬似遊戯で派手にリール遊びするけど内部でどんな処理してるかは内緒だよ!
あっ、揃わなかったら残念何もなしwまたCZのCZから頑張ってw
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という基本鬼仕様です。
一番問題なのがコイン持ち・・・はっきり言ってGOD並み!!!!
粗利が取れるわけです・・・その分、天井最深部でも777Gと浅めになっています。
基本的には擬似ボ中の抽選や、CZルートでマジカルRUSH突入を目指し、
特化によるゲーム数・セット数の上乗せ、擬似簿とARTのループで
出玉を増やして行くゲーム性になります。
もちろんモードの概念があり
通常A/B、天国A/Bとありますが・・・
低設定の移行率が酷く、絶望的なまでに天国行きが望めない。
(天国まであがるとそれなりにループ可能)
他の台なら必ず考慮すべき滞在状態ですが、私は無視してました。
このモード振り分けにしろ特化にしろ、
とにかくマジハロ史上、最凶にトガった仕様になってます。
ART”マジカル”RUSH”はG数上乗せも可能な、継続率を持ったセットタイプ。
よって稼働前はまぁまぁ継続するマイルドなARTか?と噂されてましたが
蓋を開けてみると・・・
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振り分け
1%・・・99.3%
50%・・・0.3%
75%・・・0.3%
90%・・・0.3%
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という基本鬼仕様です。
とにかく、各種事故契機である超特化、
”90%継続RUSH、マジカルゾーン、マジカルアタック90%、暴走覚醒RUSH”がプレミアすぎる。
その分刺せると万枚が現実的になるんですが。
多くの人が強力な超特化を体験できずに散っていったと思われます。
私は文句言ってるけど個人的には勝ちまくった台なんで
好きなんですよねw贔屓目にはなりますがゲーム性は良いと据えます。
[演出]
新キャラを増やし、前作よりも世界観を更に深めましたが・・・
この4、次の5でもそこまで愛されるキャラには育ちませんでしたね。
作画はボーナス中の一部のアニメーション以外は結構丁寧に描かれていると思います。
背景などはCGを駆使して作り込まれており美麗です。
擬似リール遊戯は意見が分かれるところでしょうが、
上の方で馬鹿にはしてますがwそこそこ楽しませてくれますよ。
ちょっと発動時の期待度のバランスが悪いんでイラつくポイントでもありますが。
この台の良い所はマジカルRUSH高確状態にあります、
スピード感あふれるスラッシュメタル全開の超絶カッコいいBGMが流れ、
アリス達がシューティングゲームの如く高速でぶっ飛びます。
この高確区間で見事特定目を揃えると上乗せ特化のカボアタックへ。
ここでも擬似リール全開で胡散臭さはMAXなのですがw結構興奮できます。
ただ、演出バランスはガッカリポイントが目立つの一言です。
プラマイゼロで評価は普通・・・と致します。
[デザイン]
ゴテゴテが流行る一歩前の筐体です。
大型液晶+紫を基調として、洗練されているとは思います。
[攻略性]
完全にハイエナ向きの機械です。
しかも、様々な要素が絡み合うんで結構複雑でしたが私の狙い方を後述します。
通常は滞在モードと別に”ランク”という概念がマジハロ4に存在し、
CZ当選率や擬似ボ経由のART当選に大きく影響を及ぼします。
ランクはBIG・ART当選まではダウンしませんので
REG複数回スルー台・天井777G狙いがキモになります。
マジハロ4のボーナスは全然増えません&通常ベースがキツいんで
ハイエナ稼働条件はソコソコ厳しくしてました。
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・履歴REG連3スルー以上(ランクC・ランクD狙い)
打ち始めは300G~
リプでランプ矛盾(白く光ったら)ランクC以上確定、そこそこ見れる
・状況不問の400G手前(期待値2000円程度)
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高ランクは打ってれば体感できます、
レア役でCZのCZ、CZ直撃当選が軽くなるんで。
しかし最初に述べましたが・・・万人に勝ちやすい機械ではなく、
非常に辛さが目立つため、やや勝ちにくい機種と評価します。
[難易度]
ちょっと設定判別するのは難しいかと存じます。
一応高設定は~200Gでのゲーム数解除が優れていますが。
他にも立ち回りの指標となるモード示唆などが存在しますが
キャラに詳しく、勉強してないと判らない場面もあります。
[総評]
旧来のファンにかなり叩かれた台ではありますが、ぶっ壊れた時の挙動は半端なく
1撃5000枚オーバーも頻繁に経験できた台で個人的には”憎めないやつ”です。
超特化がなければそこそこマイルドなマジハロらしい台になっていたのかも。